CMSとは

webサイトは構築、更新する上で、マークアップ言語とプログラミング言語で構築されます。
この言語らは専門的な知識が必要で、更新の都度に制作会社などへ依頼することはランニングコストを考えると、サイトオーナーにとって悩みの種になることがあるかもしれません。
そこで、専門的知識が不要で簡単に更新などができないかと考えられているのがCMSです。
CMSとは「コンテンツマネジメントシステム」の略語で、そもそもはブログシステムから派生したものです。
webサイトをこのシステムに組込むことで、更新管理を行い易くしたシステムの事です。
CMSの種類は数十種類以上存在しオープンソースによる開発環境を採用しているシステムなどもあります。

更新方法について

CMSの更新は、ブログを操作する感覚と似ています。
システムの管理画面からログインした後に更新する該当ページを開き、編集画面からテキストの修正や挿入などを行います（もちろん新たにページを作成することも可能です）。この時文字の色や大きさなどの変更も可能です。
また画像の差替えも可能で、指定箇所を選択して画像ファイルをアップロードするような流れになります。
さらに、CMSではあらかじめ指定していたページを増やすことも可能です。
例えばメニューや商品の増加にも対応できますのでCMSを構築する際にあらかじめ増える可能性も考慮しての制作が必要となります。

注意点について

CMSを構築する場合の注意点は、

•  • 多くのCMSはPHP・Ruby・Perl・Pythonなどといったプログラムと、MySQL・PostgreSQL・SQLiteなどといったデータベースで成り立っているため、各CMSの仕様に応じて、それらが動くサーバー環境が必要になります。
•  • ページレイアウトはテンプレートとして扱われるのでデザインにオリジナリティを出しにくい面がある
•  • 既存サイトにCMSを導入する場合には作業が発生する
•  • システムのアップデート、メンテナンス更新などの作業が発生する

また、画像の加工やバナーの作成などが必要な場合は制作会社への依頼が必要になります。